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郷土料理 ~和歌山編~

投稿日:2018年6月21日 更新日:

めはりずし

和歌山県と三重県にまたがる熊野地方には、この地域に昔から伝わる郷土料理「めはりずし」があります。

近年は食べやすい様に小さめに作られていますが、元々のめはりずしは1個で直径10cmほどで、

ご飯を2合も使用するほど大きなものだったようです。

 

その大きさから、「目を見張るほど大きな口を開けて食べる」という説もあることで名づけられたこのめはりずしは、

郷土寿司としてとても有名です。

 

そのほかに別名として「高菜寿司」、「大葉寿司」、「芭蕉巴寿司」とも言われています。

 

高菜を塩漬けしてからしょうゆだれにつけ、握ったごはんに高菜をぴんと張りながら巻きます。

 

高菜の漬け物の葉でごはんを包んだだけというシンプルさが、地元の人たちだけでなく観光客にも人気があります。

 

 

茶がゆ

紀州でおかゆといえば、ほうじ茶で炊いた「茶がゆ」があります。

 

地元では「おかいさん」という愛称で呼ばれ、日常的に各家庭で食べられており、

それぞれのこだわりの炊き方があります。

 

通常の白がゆを炊くように作りますが、最初に焙じ茶や番茶が入った袋を米と一緒に水から炊くのが特徴です。

 

冬は温かいものを、夏は冷やしたものをいただくことが多く、梅干しや漬物や金山寺味噌との相性もとてもよいです。

紀州特産のしらすや干物などと一緒にいただくのもおすすめです。

 

茶がゆは、その香ばしさとサラサラとした喉越しが特徴的で、どこか懐かしく素朴な味わいです。

 

☆ほうじ茶の魅力

緑茶と同じ茶葉から作られていますが、茶葉を炒って乾燥させることで独特の香ばしい香りと茶色い色がでます。

ほうじ茶でミルクティーをつくっても味わい深くておすすめですよ。

 

金山寺味噌

金山寺味噌は、ご飯のお供はもちろん、お酒、ビールの肴にもなる昔から重宝されてきた「なめ味噌」の一種です。

 

温かいご飯に添えたり、お酒、ビールなどの肴にと、重宝されてきた、そのまま食べるお味噌です。

 

その為、調味料として用いるのではなくて、「おかず」「常備菜」として考案された保存食です。

 

日本のお味噌の中では珍しく「米、大豆、裸麦」の穀物原料すべてに麹(こうじ)をつけ、

それに白瓜または真桑瓜・茄子・生姜・紫蘇など種々の野菜を漬け込みます。

 

長期間保存食品として機能する、とても画期的でしかも廉価な、庶民の食卓の常備菜です。

 

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